日々

自分を見つめるための日記

冷蔵庫

昨日、冷蔵庫の中を大掃除した。

母は掃除というものをしない。私に対して片付けろとか使ったら元の場所に戻せとか、家にいるなら家事をしろと尤もらしい事を言うくせに自分は何もしない。

だから、冷蔵庫の中はぐちゃぐちゃだし、腐敗して液状化した元食材が沢山詰まっていた。

臭いし、賞味期限切れの食材が食卓に並ぶことも多々あり、怪しい物は食べないようにする。それでもたまにお腹が下る。

もう耐えられなくなっていよいよ私が片付けた。

結果、40リットルごみ袋2つ分のゴミが出た。ドレッシングやジャムのビンが大量。賞味期限と臭いを確認して食べられそうな物を残したが、野菜室と冷蔵室を合わせても冷蔵室の棚一段に収まるだけだった。

片付けている最中は臭いし、あの人は狂っている。おかしい。いっそ殺してしまおうかとそんなことばかり考えていたが、キレイになったのを見ると、少し心が落ち着いた。

帰ってきた母は、買ってきた食材をしまうために冷蔵庫を開けたが、何も言わなかった。

何か言ってくるようなら、じゃあ処分したごみ袋を持ち帰るから中身を全部自分で食えと言ってやろうと思ったのだが、言わずに済んだ。ほっとした。


今日はやっぱりずっと放置状態のチルド室を掃除した。

底は溶けた食材の汁が這っているし、詰め込みすぎて温度にムラがあるのか、嫌に柔らかい物もあった。

賞味期限切れの納豆も放り込まれていた。

当然全てごみ袋に入れたが、今日はごみ出しが出来ないので、溶けても臭わないように密閉式の袋に入れてある。

一通り片付けて一息ついている時に母は帰ってきた。

やっぱり買ってきた食材を冷蔵庫に入れるため、チルド室を開けてヒステリックに叫んだ言葉は「なんでもかんでも捨てるな!!」だった。

納豆は賞味期限が切れてから数日後にチルド室に移されたが、チルド室の手前の食材は詰め込みすぎのてめにほとんど凍っていなかった。因みに賞味期限は3ヶ月ほど前だ。

父も私もそこまで賞味期限が過ぎた物は納豆でも食べない。

だから捨てたのに、母はごみ袋を開けてチルド室に戻していた。

もう殺意しか湧かない。

この人が死んだとき、私がこのごみ屋敷を全て片付けて葬儀をしなくてはならないのかと思うと、今殺して自分は刑務所に入った方が楽なのではと思った。

辛い。

そうなる前に家を出たいものだ。